この記事では、グローバル・リンク・マネジメント(グローバルリンクマネジメント/GLM)の評判や口コミを整理し、不動産事業や物件の特徴について解説します。
同社は東証プライム市場に上場し、「アルテシモ」シリーズなどの不動産事業を展開してきた企業です。
一方で、「グローバル・リンク・マネジメントは怪しい?」「投資して失敗しない?」と不安を感じる方もいるでしょう。
今回は、グローバル・リンク・マネジメントの良い評判や悪い口コミを検証しました。物件やサブリースのリスク、株価や株主優待、POなどの情報も解説します。
※現在、グローバル・リンク・マネジメントは、法人や機関投資家を対象とした一棟バルク販売を中心に行っています。個人投資家への新規販売は停止中です(2026年9月時点)。
グローバル・リンク・マネジメントの評判・口コミの総評
グローバル・リンク・マネジメントの評判には、上場企業としての信用力や、都心を重視した物件開発などを評価する声があります。
一方で、物件価格の高さやサブリース契約の条件が怪しいといった口コミもみられました。
同社の評判だけで良し悪しを判断するのではなく、物件価格や利回り、現在の収支などの確認が重要です。すでに物件を保有している方は、家賃や経費、サブリースの更新・解約条件をあらためて確認するとよいでしょう。
株式投資先としてみる場合は、株価だけでなく、業績やPO、株主優待なども含めて総合的に判断する必要があります。
グローバル・リンク・マネジメントの良い評判・口コミ

グローバル・リンク・マネジメントの口コミでは、会社の信用力や物件の立地、サブリースの仕組みを評価する声がありました。
まずは、利用者から寄せられている良い評判や口コミを取り上げ、背景にある同社の特徴を確認しましょう。
グローバル・リンク・マネジメントは上場企業で安心感がある
会社の同僚に誘われてなんとなく出席したのが、ここの会社がお昼の時間にやっている投資セミナーでした。会社について調べてみると一部上場の企業であることが分かり、働いている事務所から歩いていける距離に本社ビルがありました。
セミナーの内容は素人の自分にもすぐに理解できるような分かりやすい内容で、受講して良かったと思いました。最初は投資に全く興味なかったのに、セミナー後にすぐにでも物件を見たい気になっていたのは自分でも不思議に思います。
その後、セミナー受講から一か月ほどで、都内にある中古マンション購入に至りました。自分が納得できるマンションを無事契約できたのは、スタッフの方々のおかげだと思っています。
[評判口コミに対する解説]
グローバル・リンク・マネジメントの評判として、上場企業としての信頼を評価する口コミがありました。
グローバル・リンク・マネジメントは、東証プライム上場企業として決算や事業内容を開示しています。経営状況を確認しやすい点が、長期的に安心して付き合える評価につながっていると考えられます。
都内物件で安定した家賃収入を得られている
不動産投資の知識がほぼなく、いくつかのセミナーに参加してみて非常に参考になったのがこのサービスでした。初心者にもわかりやすい内容で、情報量も多く最初は少し戸惑いましたが、不動産投資のメリットからデメリットまできちんと説明してくれたので好感を持ちました。
最終的にセミナーを受けたこちらで色々な物件を検討し、都内中心だったこともあり入居率も高く安定した家賃を得ることが出来ています。色々なサービスと比較してみた結果、信頼できるこちらにお願いしてよかったと思いました。
[評判口コミに対する解説]
グローバル・リンク・マネジメントは、東京23区や近郊で、駅から徒歩10分以内の物件を中心に開発しています。
空室リスクが低い立地への物件供給に特化しているため、将来の売却価値も含めた資産性が評価されていると考えられます。
サブリースで家賃収入を安定させやすい
最初に使った時の感想は、ワンルームマンション投資で安定した収益が期待できるところがいいなと思いました。利用したコースやプランは7年更新のサブリース契約で、一括借り上げ形式で毎月定額の家賃が保証されることと、入居者募集などの面倒な手間を全て代行してくれることが気に入っています。
以前から賃貸を目的としたワンルームマンションを一部屋所有しているのですが、そちらでは長期間入居者が見つからなかったりして、あまり利益が出ていません。思い切って処分をして、その資金でグローバル・リンク・マネジメントさんで別のワンルームマンションを購入しようかと、現在検討中です。
[評判口コミに対する解説]
グローバル・リンク・マネジメントのサブリースは、7年更新を採用している点が特徴です。
一般的な2年更新と比べて、家賃の見直し頻度を抑えやすい仕組みといえるでしょう。35年間で家賃改定は4回に限られ、1回あたりの見直し幅も5%以内とされています。
賃料が短期間で大きく変動するリスクを抑えやすく、将来の収支計画も立てやすい点が評価されたと考えられます。
グローバル・リンク・マネジメントの悪い評判・口コミ

グローバル・リンク・マネジメントには、物件価格やサブリース契約に不満を感じたといった声もありました。
物件購入者ですが、後悔してます。
(中略)収支がマイナスのもそうですが、物件価格が相場より高すぎる(投資用不動産なのに、分譲用と同じか少し高いくらい)ので、買ってしまったら、かなりの損をださないと売れない、サブリース契約も相場より安い賃料で契約させられる上、7年間解約できないなど、営業マンの節税や老後年金代わりなどの売り文句に乗せられて買ってしまったのですが、不安とストレスでまさに生き地獄を見てます。
今後騙される方がいないことを願ってます。 契約する前に身近な信頼できる方に相談してください。そうすると冷静になれる可能性があります。
こちらの口コミをもとに、悪い評判の内容と、確認しておきたいポイントをみていきましょう。
物件価格が高額
グローバル・リンク・マネジメントには、物件価格の高さを指摘する口コミがありました。相場より高く購入したと感じ、売却時の損失を懸念する声もみられます。
同社は、需要が見込まれる都心部の好立地マンションを多く扱っています。単身向けの1戸だけでも価格が高くなりやすく、購入のハードルも上がりがちです。
サブリースで失敗した
グローバル・リンク・マネジメントのサブリースについて、契約後に失敗したと感じたという口コミもありました。
相場より低い賃料で契約したうえ、一定期間は解約できずに不安を感じているといった内容です。
サブリースは空室時にも一定の家賃収入を得られるため、収入を安定させやすい点がメリットです。
一方、借地借家法の規定により、一定の要件を満たす場合には賃料の減額を請求される可能性があります。また、契約内容や市場環境によって、オーナーにとって条件が不利になる場合もあります。
中途解約に制約が設けられているケースもあるため、サブリースの契約前には条件の十分な確認が必要です。
グローバル・リンク・マネジメントの会社概要と経営情報

不動産会社の信用力を判断するには、口コミだけでなく上場状況や業績などの客観的な情報も重要です。株式投資先として検討する場合は、株価や株主還元も判断材料になります。
ここでは、グローバル・リンク・マネジメントの会社概要と直近の経営情報を確認していきます。
グローバル・リンク・マネジメントは東証プライム上場企業
グローバル・リンク・マネジメントの会社概要は以下のとおりです。
| 会社名 | 株式会社グローバル・リンク・マネジメント |
| 所在地 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目12番1号 渋谷マークシティウエスト21階 |
| 設立 | 2005年3月 |
| 上場 | 2017年12月 |
| 上場市場 | 東京証券取引所プライム市場(証券コード:3486) |
| 資本金 | 6億10百万円(2025年12月末時点) |
| 事業内容 | 不動産ソリューション事業(投資用不動産の開発、販売、賃貸管理) |
| 代表者 | 代表取締役社長 金 大仲 |
同社は、2005年3月に設立され、2017年12月に東証マザーズへ上場しました。2018年12月には東証一部へ市場変更し、2022年4月に現在の東証プライム市場へ移行しています。
投資用不動産の開発や管理を手がける一方、近年ではIoTやAIを活用したDX事業に取り組んでいます。
参照:
公式サイト 会社概要|企業情報 (2026年9月時点)
公式サイト 沿革|企業情報
グローバル・リンク・マネジメントの株価と業績
グローバル・リンク・マネジメントの株価は、2026年9月1日時点で1977円です。時価総額は約317億1800万円、会社予想のPERは6.14倍となっています。
「2026年12月期第2四半期決算説明資料」によると、前年同期の高水準の反動で減収減益となりました。売上高は約284億円、純利益は約19億円です。
今期の業績予想は、売上高は約750億円、純利益は約51億円を見込んでいます。
同社の収益性は比較的安定していますが、自己資本比率は低めで、有利子負債も増加傾向にあります。そのため、財務面は継続して確認したいところです。
2026年12月期の年間配当は一株あたり100円の増配を予定しており、配当性向は約30%を見込んでいます。

(株)グローバル・リンク・マネジメント【3486】:株価チャート – Yahoo!ファイナンス (2026年9月14日取得)
株式会社グローバル・リンク・マネジメント| 2026年12月期第2四半期決算説明資料
グローバル・リンク・マネジメントのPOと株主優待
グローバル・リンク・マネジメントは、2025年5月にPO(株式売出し)を発表しました。
売出株数は110万株で、最大16.5万株のオーバーアロットメントによる売出しも設定されました。売出価格は1株1961円、割引率は3.02%です。
POによる短期的な需給悪化への配慮や資本効率向上の目的から、自社株買いも同時に発表しました。取得上限は18万株または3億円です。
同社の株主優待制度は2022年12月期をもって廃止され、現在は配当による還元が基本です。
ただし、創業20周年を迎えた2025年には、株主への感謝を目的とした記念株主優待が実施されました。
参照:公式サイト 株主還元(配当・優待等)|IR(投資家情報)
グローバル・リンク・マネジメントの不動産の特徴

グローバル・リンク・マネジメントは、都心部を中心に不動産投資用マンションを開発してきました。
不動産事業の主力ブランド「アルテシモ」をはじめ、物件開発の考え方や、管理までの事業体制を確認します。
グローバル・リンク・マネジメントの物件「アルテシモ」
グローバル・リンク・マネジメントは、2006年6月から「アルテシモ」シリーズを展開しています。デザイン性と機能性を兼ね備えた、都市型コンパクトレジデンスの投資用マンションです。
主に東京23区内と近郊で、駅から徒歩10分以内の好立地を中心に開発されています。
マンション向け省エネ基準のZEH-M Orientedを採用しています。建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の高い評価も取得しました。
アルテシモシリーズでは、ハイグレードな「ルア アルテシモ」や、コンパクトマンションの「アルテシモ ヴォータ」も展開しています。
参照:公式サイト レジデンス仕様|事業紹介
都心×駅近を重視した物件開発と高い入居率
グローバル・リンク・マネジメントは、物件開発において「3チカ」という独自コンセプトを掲げています。
こうした立地は、利便性を重視する単身層の需要を捉えやすい特徴があります。2025年のサブリース管理物件においては、年間入居率が99.17%と高い水準でした。
参照:公式サイト 数字で見るGLM (年間入居率 2026年9月確認)
開発から販売・賃貸管理までを自社グループで手がける
グローバル・リンク・マネジメントは、土地の仕入れから企画、開発、販売、賃貸管理までを自社グループで手がけています。
各工程を一貫して管理できるため、施工管理や建築、アフターサポートなどの基準をそろえやすい点が強みです。トラブルが発生した際も、グループ内で情報を共有して迅速に対応できる体制が整えられています。
また、合人社計画研究所との合弁会社「G&G Community」を通じて、マンション管理サービスを提供しています。
グローバル・リンク・マネジメントは怪しい?リスクと注意点

グローバル・リンク・マネジメントが上場企業である点や高い入居率を維持している点は、投資先を見るうえでの判断材料のひとつといえます。
一方で、物件価格や投資エリア、サブリースには確認すべき点があり、「怪しい」といわれる場合も考えられます。
ここでは、同社の物件を保有するうえで把握しておきたいリスクと注意点を整理します。
物件価格が高額で初期利回りが低め
グローバル・リンク・マネジメントは、都心の好立地にある新築レジデンスを多く扱っています。
そのため、地方や中古の投資物件と比べると、口コミにも見られるように取得価格が高くなりやすい傾向があります。
利便性や資産価値を期待できる一方、購入価格が地方と比べて高くなり、表面利回りは抑えられがちです。
現在、個人向けの新規販売は行われていませんが、過去に購入したオーナーは、自身の物件の取得価格が妥当であったか、周辺相場と比較して現在の収支が適正かをあらためて確認することが大切です。
供給物件が首都圏に集中し、地方在住者は現地確認が難しい
グローバル・リンク・マネジメントの物件は、東京23区や首都圏近郊に集中しています。
そのため、地方在住のオーナーの場合、過去の購入時や現在の物件状況を確認する際に移動の負担が生じやすい傾向にあります。
一方で、入居者募集や修繕、リフォームなどは管理会社へ任せられます。日常的な賃貸管理を自分で行う負担は抑えやすいといえるでしょう。
サブリースにおける家賃減額・解約リスク
グローバル・リンク・マネジメントのサブリースは7年更新ですが、契約期間中も家賃が必ず固定されるとは限りません。
借地借家法第32条に基づき、一方的に賃料の減額を請求される可能性があります。公式サイトにおいても、借主側から契約を中途解約される可能性も示されています。
それに対して、オーナー側からサブリース契約を中途解約したり、更新を拒絶したりすることは難しいといえるでしょう。借地借家法第28条に基づき、正当事由が必要とされる場合があるためです。
そのため、「同社のサブリースは7年更新」という期間だけでの判断は避けるべきでしょう。
賃料改定や中途解約、更新拒絶の条件を含めた契約書の確認が重要です。
物件保有者が確認したいポイント

グローバル・リンク・マネジメントは、現在は個人投資家への新規販売を行っていません。
すでに物件を所有している方は、購入時の説明だけでなく現在の状況の確認が求められます。
この章では、サブリース契約と現在の収支という2つの観点から、物件保有者が確認しておきたいポイントを確認します。
サブリース契約の条件や解約可否を確認する
グローバル・リンク・マネジメントの物件保有者は、サブリース契約の条件と解約可否を確認しましょう。
サブリース事業者は借主となるため、借地借家法による保護を受けている前提を理解する必要があります。
もし、サブリース会社から賃料の減額請求が届いた場合は、内容を確認しましょう。納得できない場合は、その意思を伝えたうえで話し合いを進めます。サブリース会社との更新や解約に合意できなければ、調停や裁判が必要になる場合もあります。
判断に迷うときは、早めに弁護士などの専門家へ相談するとよいでしょう。
家賃や経費から現在の収支を確認する
物件を購入した当時と現在では、金利や経費の状況が変化しています。2026年9月1日には、長期金利が約30年ぶりに約3%まで上昇しました。
金利が上昇する局面では、変動金利の不動産投資ローンに注意が必要です。適用金利が上がれば、返済負担が増えて収支が悪化する可能性があります。
現在の家賃収入やローン返済額、管理費などから実質利回りを算出しましょう。
購入時の想定と比較すると、現在の収益性や、保有を続けるかどうかを判断する材料になります。
株式投資先として確認するポイント
グローバル・リンク・マネジメントを株式投資先として見る場合は、POによる需給の変化や今後の業績も注視する姿勢が必要です。
ここでは、直近のPOと決算情報をもとに、確認しておきたいポイントを整理します。
POによる株式価値への影響を確認する
グローバル・リンク・マネジメントは、2025年5月にPOを発表しました。発表後は株式需給の悪化を警戒した売りが出て、株価は下落しています。
POと同時に、短期的な需給悪化への配慮や資本効率向上のため、取得上限が18万株または3億円の自己株式取得も発表しました。
2026年9月1日の終値は1,977円で、PO発表前の2025年5月19日の終値2,105円を下回っています。
今後は需給の改善だけでなく、業績も含めて株価の推移を確認する必要があるといえるでしょう。
株価や業績の推移を確認する
株式投資先として判断する際は、株価だけでなく業績の推移も確認しましょう。
「2026年12月期第2四半期決算説明資料」では、売上高約750億円、純利益約51億円を見込んでいます。
しかしながら、第2四半期は売上高が約284億円、純利益は約19億円となり、前年同期比では減収減益でした。
通期計画どおりに業績が進むか、今後の決算も確認したいところです。グローバル・リンク・マネジメントは、投資者からIR情報が充実しているとの評価もあるため、開示資料を活用し、業績や経営方針を継続的に確認するとよいでしょう。
グローバル・リンク・マネジメントに関連するFAQ

グローバル・リンク・マネジメントについて調べると、現在も個人で物件を購入できるのか疑問に感じる方もいるでしょう。
過去の不動産投資セミナーについても、古い情報が残っており、最新の情報が気になるところです。
最後に、現在の物件販売とセミナーの実施状況について、確認できる情報をまとめます。
グローバル・リンク・マネジメントの物件は個人で購入できますか?
以前は、個人向けに区分マンションを販売していましたが、現在は法人や機関投資家向けの一棟バルク販売が中心で、個人投資家への新規区分販売を停止しています。
公式サイトにも「区分の投資用不動産は、現在ご紹介できる物件がございません」と記載されています。そのため、2026年9月1日時点では、個人が新規で物件を購入することはできないようです。
販売を再開する場合は公式サイト等で案内されるため、最新情報を確認しましょう。
グローバル・リンク・マネジメントのセミナーは現在も開催されていますか?
グローバル・リンク・マネジメントは、過去に不動産投資の仕組みやサブリース制度を解説する無料セミナーを開催していました。
2026年9月1日時点の公式サイトでは、IRセミナーの案内は確認できますが、不動産投資セミナーに関する情報は見つかりませんでした。
現在は個人向け区分マンションの販売も停止しているため、不動産投資セミナーは実施していない可能性が高いと考えられます。
最新の開催状況は公式サイトで確認しましょう。
この記事のまとめ
今回は、グローバル・リンク・マネジメントの評判や口コミ、物件の特徴、会社の経営情報について確認しました。
グローバル・リンク・マネジメントには、上場企業としての信用力や都心・駅近を重視した物件開発を評価する声があります。
一方で、物件価格の高さやサブリース契約の条件には注意が必要です。
現在、同社は個人投資家への新規区分販売を停止しています。すでに物件を保有している方は、契約内容や家賃、経費などから収支を見直しましょう。
株式投資先として検討する場合は、株価や業績、POなどの確認も必要です。
口コミだけで判断するのではなく、現在の状況や客観的な情報をもとに、自分の投資判断を見直していきましょう。










